抗うオンナの美容日記

40代。アラフィフ。見た目年齢は自分で作れる!抗うオンナの美容諸々

ホットフラッシュとホルモン補充療法

日々がんばって抗ってても、やっぱり抗えないものの1つ。
更年期ってやつです…

この年齢の女性には避けて通れないものというか…


■ホットフラッシュ
更年期の症状は大きく分けて3つあって。
血管運動症状、その他の身体的症状、精神的症状。
こうやって書くとなんだか小難しい感じだけど。

ホットフラッシュは血管運動症状の1つ。
エストロゲンの減少によって自律神経の調節がうまくいかなくて、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることが原因です。

その症状は上半身ののぼせ、ほてり、発汗など。
・・・文章で説明するとそうなんだけども。

背中から頭にかけて顔も含めて急にブワーって熱くなる “ほてり” は実際には結構しんどくて。
とてもじゃないけど、暑いな・・・ぐらいで済むようなものじゃなく。
しかもその症状がでるタイミングも、症状を抑えるのも自分でコントロールできず...

日中ホットフラシュの症状が出るのも もちろんしんどいけど、それよりも辛かったのが就寝中。
急にものすごく熱くなって汗がでてきて夜中に何度も目が覚める。
朝方も大体それで目が覚めて、あんまり熟睡できない。
起きると背中から首には寝汗。
・・・そんな日が数ヶ月続きました。


■抗う通院
病院に行こうかとも思ったけど、やっぱり「更年期症状」で病院にいくのはどこか抵抗があって。
この年齢の女性なら理解してもらえると思うけどもやっぱりデリケートな部分というか。

だから、サプリでなんとかできないか…とか、ツボで改善できないか…とか色々調べてみました。
数年前から「エクエル」を飲んでるけどそのサプリでは抑えきれなくなったのか…
でも、さすがにちゃんと寝れてない日が続いてしんどくなって病院にいくことにしました。

病院は、女医さんが診てくれて患者さんからの評判がいいところ、という条件で探しました。
探したのは自宅から電車乗りついで40分ぐらいかかるクリニック。
もっと家から近いところにもあるんだけど、女医さんが診てくれる、これは絶対に妥協できない点でした。


■ホルモン補充療法の開始
問診で症状を伝えて、子宮の検査、血液検査をして。
メノエイドコンビパッチによるホルモン補充療法をすることになりました。
これはシール状の薬剤を貼ることで卵胞ホルモン(エストロゲン)を補う療法のこと。
皮膚から吸収させるため肝臓への負担が少ないそう。

貼る位置は下腹部、下着で隠れる部分。
3~4日で貼りかえます(その間はずっと貼りっぱなし)。

メノエイドコンビパッチを貼り始めて2~3週間が経つ頃から、夜中に一度も目が覚めることがなく朝まで熟睡できるようになりました。
日中のホットフラッシュ症状も一切なし。
すごく身体が楽になりました。


■副作用
メノエイドコンビパッチを使うことで、副作用として不正出血があることは診察で伺ってました。
私は使い始めて3週間半ぐらいで不正出血がありました。

副作用には個人差があると思いますが、私は眠気が結構でてます。
今まで数ヶ月、朝まで熟睡できなかったのが朝までぐっすり、しかも朝起きるのがちょっと大変・・・って思うことも。

それと。
ホルモン補充療法でよく言われるのが「副作用で太る」ってこと。
実際に私も1㎏近く太りました。

医師に聞いたところ、ホルモン補充療法の副作用で「太る」ことはないんだそうです。
但し、食欲増進してしまうことはあるので、それによって太ってしまうことがある…とのこと。
うん、確かにそうだ…。最近食欲すごいわ…と納得。

しかも、年齢的に代謝が落ちてるから食事量・運動量が今までと同じでは体重が増えてしまう...とも。
増えちゃった1㎏なかなか落ちなくて、しかも食事量を気をつけてて今までよりも身体を動かすようにしてるのに、ちょっとでも気を抜くと体重が増えていきます。
仕方ない部分もあるとはいえ、これに抗うのは結構大変...



この病院で診てもらえてよかったと思ってます。
女医さんは私よりも年上で、実際にご自身もその症状、療法を経験してきてるようで。
経験者としての話も聞くことができるのは、若い医師や男性医師の言葉よりもずっとずっとスッと入ってきます。


この治療は数年単位で続きます。
数年か・・・って思うとちょっと大変だけど、それも仕方ないのこと。

あとは太らないように日々気を抜かずに抗うこと・・・かな。