抗うオンナの美容日記

40代。アラフィフ。見た目年齢は自分で作れる!抗うオンナの美容諸々

ホットフラッシュとホルモン補充療法 ~4ヶ月経過

ホットフラッシュの症状緩和のため、ホルモン補充療法を始めて4ヶ月。

更年期症状は女性なら誰でも避けて通れないもの。
テレビや雑誌で見るキレイな女優さんやモデルさんも、年齢になったらみんな何かしらの更年期症状と闘ってるはず。

そう思ったら、こういう症状は私だけじゃないな…ってテレビ見ながらそんなこと思ってみたり笑


■ホットフラッシュとは
更年期症状の1つで、エストロゲンの減少によって自律神経の調節がうまくいかなくて、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることが原因で起こります。

症状は上半身ののぼせ、ほてり、発汗など。
背中から頭にかけて顔も含めて急にブワーって熱くなります。
暑いではなく “熱い” という感覚。

日中も就寝中も、自分では症状が出るのをコントロールできず、急に熱くなって汗が出て夜中に何度も目が覚めてしまうような状況。
起きると背中から首にかけて寝汗でびっしょり。
私はそんな日が数ヶ月続きました。


■メノエイドコンビパッチによる治療開始
「更年期症状」で通院するのはやっぱり抵抗があって迷ったけど、さすがにちゃんと寝れずに寝不足が続くのがしんどくて婦人科に行くことに。

そこで勧められたのが「メノエイドコンビパッチ」によるホルモン補充療法。
シール状の薬剤を貼ることで卵胞ホルモン(エストロゲン)を補う療法のことです。

(出所:ハルメクWeb

直径3cm程度の円形状のシールを3~4日毎に貼り換えます。
貼る位置は下腹部、下着で隠れる部分。

使い始めてすぐにホットフラッシュが治まるといった即効性はないです。
2~3週間が経過した頃から、あれ?そういえば夜ちゃんと寝れてる。日中も症状がでてないな…という感じです。
夜中に一度も目が覚めることなく、朝まで熟睡できるようになって身体がすごく楽になりました。


■副作用
不正出血
診察時に、副作用として不正出血があることは先生に聞いていたし、開始して大体3ヶ月で落ち着くとも聞いていたので、不正出血が始まっても特に不安にはならなかったです。

私は使用開始してから3週間半ぐらいしてから不正出血が始まりました。
もちろん副作用による不正出血には個人差があるとは思いますが、私の場合は不正出血がきっちり3ヶ月間続きました。
落ち着いたのが治療開始後3ヶ月、ではなくて、不正出血が始まってから3ヶ月後。

その3ヶ月間はほぼずっと出血が続いているような状態。
出血がなかった日はほんの数日間だけでした。
そろそろ出血終わるかなと思ったら、また出血が始まるという感じで。
3ヶ月間ずっと生理・・・と言ったら、大変さが伝わりやすいでしょうか。

3ヶ月間ずっと...って結構大変でした。
正直、生理用品だって馬鹿にならないんですよね。それだけ続くと。

貧血症状としてよく言われる “めまい”  “ふらつき” 等を感じることはなかったけど、眠気がかなり強かったので、それが貧血症状だったのかもしれません。
出血が落ち着いたら眠気も気にならなくなってました。

体重増加
ホルモン補充療法の副作用で太るってよく言われてたりするんですが...。
実際に私も短期間で1㎏ほどあっという間に増えました。あらら...。

婦人科の先生に聞いたところ、ホルモン補充療法の副作用で「太る」ことはないんだそう。
但し、食欲増進してしまうこともあるので、それによって体重増加することはあるとのこと。
ということで、直接的な副作用ではないけど、間接的な副作用で「太る」ということはあるみたいです。
しかも年齢的に代謝が落ちてるから、食事量が増えてしまったらそりゃ体重も増加してしまうというわけです。

・・・というわけで、私はダイエットを久しぶりにちょっとハードモードにしてなんとか体重を戻しましたが。


痒み・赤み
3~4日間毎に貼りかえる時に貼る場所を少しずつ変えて貼付します。
肌はそれほど強い方ではないけれど、場所を少しずつ変えるので、メノエイドコンビパッチを始めてからしばらくは痒みも赤みで出ることなくて大丈夫だったんですが。

2ヶ月ぐらい過ぎた頃から貼ってる場所に少しずつ痒みが出てくるように。
そして4ヶ月経過した今は、剥がした時に赤い痕になってしまうように...。
1週間程度で痕は目立たなくなるんですが、直径3cmの赤い丸がしばらくは肌に残ったまま。

婦人科でそれを伝えて、塗り薬(リンデロンーVクリーム)を処方してもらいました。
これから汗をかく季節になると痒みももっと出てくると思うので、これでちょっと安心です。


副作用はもちろん個人差があるけれども。
私は不正出血がなかなか落ち着かなくて、月1回の検診で婦人科の先生にも相談してました。
4ヶ月経過しても出血が止まらない状態だったら、漢方薬に切り替えるという方法も提案されていました。

なんとか不正出血が落ち着いたので、しばらくはメノエイドコンビパッチを継続することに。
但し、肌の痒みと痕がこれからもっと酷くなったら、漢方薬に切り替えるかも...という感じです。


ホットフラッシュにはメノエイドコンビパッチが一番効果があるけれども、漢方薬でも身体に合えばちゃんと効果はある、とのこと。
ホルモン補充療法をやりたいけど肌が弱くて...というような人は漢方薬という方法もあるみたいです。


病院に行かないでサプリやネットで調べた漢方薬を試してみる人もいると思うけど(実際に私も病院に行くの抵抗があったし...)、婦人科に行って診断してもらうことをまずはオススメします。
症状が出なくなるだけで、身体が本当に楽になります。

ホットフラッシュで悩んでる人の少しでも参考になれば...。