抗うオンナの美容日記

40代。アラフィフ。見た目年齢は自分で作れる!抗うオンナの美容諸々

ハンドベイン②  ~手術当日&翌日

※痛々しい写真を載せてます。苦手な方はご注意ください。


ハンドベイン手術を受けてきました。
手術の不安よりも、早く腕をきれいにしたいっていう気持ちの方が強かったから、手術日が待ち遠しかったかな。

予約時間に病院へ。
術後は手が使いにくくなるので、手術前にお会計。
それから血圧を測定して、待合室で手術時間になるまでしばし待ちます。


■いよいよ手術
処置室に入って手術台に仰向けになります。
左腕に点滴、胸部と腹部に心電図のパッド、右足の親指に酸素濃度を測定する機器。
手術中に身体を動かさないように念のため、ということで、足元、太もも、腹部をマジックテープでベッドに固定。
手術は座った状態で行うため、ベッドをリクライニングして座った体制に。
・・・と、看護師さん3人がかりでテキパキと手術の準備が進められます。

医師が入ってきて、腕と手の甲の血管に青いペンでマーキングしていきます。
目立つような血管だけではなくて細かい血管も丁寧にマーキング。
手術前にも医師が優しく声掛けしてくれます。

いよいよ手術開始。
というタイミングで、目にはガーゼを当てられて視界を遮断されます。

点滴から静脈麻酔を注入されて意識がなくなって、この間に局所麻酔を注射して手術は開始。
意識がぼんやり戻ったのは手術中に腕の痛みを感じた時。

腕が痛くて何度か動かしてしまって、その度に「腕を動かさないでくださいね」って看護師さんに言われて動かすのを止めて・・・と何度かやっていた記憶があります。
少しぼんやりした状態でも、手術中の痛みは結構あった感じです。

手術時間は、準備やマーキングも含めて全部で1時間半ぐらい。
手術が終わって、右腕にも点滴をつけられてたのに気づきました。
いつのタイミングでつけられたのか、麻酔を追加されてたのか分からないけど...。

手術が終わった時に、医師が「よくがんばったね」って声をかけてくれて、看護師さんも色々と声をかけてくれました。
麻酔が切れるのは早かったみたいで、少しボーっとしながらも会話はすぐに出来るような状態。

看護師さんに「もしかして麻酔の効きがちょっと弱かったのかも!? お酒は飲みますか?」って。

あ..................。
えぇ...。なんなら手術前夜も飲んでました...w

「麻酔が切れるのも早いですね。やっぱりお酒飲むからですかね」って。
いやもう、苦笑いしかなかったですよねw

手術後はガーゼを当てて包帯で結構きつめに巻かれます。
こんな状態。


痛み止めを処方されて帰宅です。
多少頭はボーっとしてる感じもあるんだけど、歩いたり電車乗ったりするのには問題なしです。

手術直後の痛みは結構強いです。


■帰宅途中のハプニング
クリニックから自宅までは、電車を利用して40分程度。
帰りはそんなに電車も混んでなくて座れたので窓の外を見ながらボーっとしてました。

何気なく指先を見ると、爪先や爪のキワに血がついてるのに気づきました。
手術中、出血してたんだな…って。
看護師さんがふき取ってくれたんだろうけど、それでもついてるってことは結構な出血があったのかな・・・とかって考えてました。

10分程が経過したとき、なんだか体調に異変を感じました。
なんか座ってるのがしんどい・・・。
どうやら貧血みたい。

ヤバイ、しんどい、でも途中下車したところでベンチなかったら座れないし。
車内や駅のホームでぶっ倒れても恥ずかしい。
って思ってたら、端っこのシートの空席を発見。

なんとかそこまで歩いて行って座ったけど、目を開けても薄暗くてチカチカした視界。
どんどんしんどくなってくる。
あぁこれはもうダメだって思って、目をつぶって流れてくる冷や汗を拭うこともできず、ただひたすらシートの端っこにもたれて耐えるっていう状態。

耐えること20分ぐらいかな?
乗換駅あたりにきたら、なんとか立って歩ける状態になってたのでフラフラしながら帰宅。

着てた衣服は冷や汗でびっしょり。
久しぶりにこんなしんどい貧血を経験しました。
出血したからなのか麻酔なのか手術なのか、貧血の原因は分からないですが...。


■手術当日の夜
帰宅後、なんとか着替えてベッドに横になって痛みに耐えること数時間。
手術後から数時間は痛みが結構強いです。
処方されたロキソニンを病院ですぐに服用したけど、痛みはなかなか治まらず。

着替えるのも一苦労でした。
なんせ腕は包帯でグルグル、痛くて動かせないという状態。

手術後に巻かれた包帯は、手術後2時間で外すように言われてました。
包帯を外したら、圧迫してたのがなくなったせいか少しだけ楽になったかな。

ベッドに横になってから4~5時間。
起き上がれるようになったし、冷や汗びっしょりかいちゃったしシャワー浴びようと。
(当日のシャワーは問題なしってクリニックに確認済)

ガーゼを外してみたらこんな感じ。

腕の腫れはそんなになくて、血管に沿って少し内出血がある程度。

手の甲は全体的に腫れて、第二関節あたりまで内出血してる感じ。
熱をもってる感じはないです。

両手とも、手の甲が痛くてつっぱる感じで手を握れない(グーにできない)状態。
手の甲の表面全体がピリピリ痺れてるような感じ。
だから、髪の毛も身体を洗うのも、シャワーの後にボディークリームを塗るのも一苦労。
ドライヤーも歯ブラシも、まともに握れない状態なので、寝る前の準備をなんとかやっと終わらせたって感じです。

貧血の症状は治まったけど、食欲は全然なくてこの日は結局食事せず。
就寝時間ぐらいになると、ロキソニンが効いてきてるのか痛みは抑えられてる感じ。


■手術後2日目
痛みで目が覚めるようなこともなく。
多少痛みがあるという程度。
手の甲の表面がピリピリするような感覚はまだあります。

腫れは左右で差があって。
左手の甲の腫れは強くなってきた感じです。
パンパンに腫れててドラえもんの手みたい。
横から見ると厚みがすごいのが伝わるかな...


腕は手術当日より内出血が広がってきた感じです。
腫れも少し出てきたかな。



2日目の夕方頃になって、右手は甲の突っ張り感は多少あるものの握れるようになりました。
思いっきりギュッと握るのはまだ無理だけど、軽くグーが出来るぐらいです。
箸もちゃんと使えるし、歯ブラシもドライヤーも使うのにも問題なし。

左手は時間の経過とともに、だんだん腫れが強くなってきてる感じ。
パンパンで皮膚が引っ張られてる感じで、手を握ることはまだ出来ない状態。

腫れや痛み、内出血は個人差はあるものの2~3週間程度で消失、とのこと。
まだダウンタイム2日目。
まだまだこれからです。


経過の腕&手の甲の写真は、照明もちゃんとしてないし内出血もあって、色んな意味で “キレイな写真” じゃなくて恥ずかしいけど無加工で載せてます。

美容クリニックのHPとかSNSに載ってるのは1ヶ月後のキレイな写真だけだったりするけど。
ダウンタイム中って腫れや内出血はみんな多分こんな感じです。

手術を受けたクリニック。
受付の方も看護師さんも医師も、みんなすっごく優しくて安心して手術を受けることができました。
次は2ヶ月後の経過観察。